本棚の絵がひだ状になったカーテンが素敵
とあるカフェで素敵な装飾をみつけた。
そんなに広くない、ごく普通のサイズの空間だが、
一番奥の一番大きい面の壁に、
あえてカーテンが一面敷かれていた。
カーテンの柄は「英字の本棚の本たち」で少し透けがある。
そういう柄の壁紙はよくありそうだが、
カーテンの柄としては初めてだった。
壁の下から3/1は茶色い薄いダミーの棚になっていて、
本物の本棚に錯覚するように作られていた。
もうひとつ面白かった点が、
カーテンが細かく襞(ひだ)状になっていて、
さらに、天上と棚の上に、小さな灯りが数個ついており、本が立体的にみえることだ。
照明も黄色みがあって、懐かしさと親しみも感じさせる。窓からのぞく木漏れ日が本に当たっているような。
英字の本棚がある親しみのある自分の書斎をイメージしたのだろうか。
壁の一面とはいっても、紹介した装飾自体には それほど幅を使わず、本物の本棚や本を置くよりも効果的にかつ費用を抑えて表現していることに小さい感動を覚えた。
いつもなら
"なんか"いいな
で終わらせるのだが、
最近はなぜそう思うのか、自分にもう一度訪ねて、見つける楽しさを知った。
公園の中で、綺麗な石を見つけて喜んでいた小さい頃の気持ちと少し似ている。
最近の私は3歳頃の"なぜなぜ期"に似ている。
でも楽しい。
p.s.
ひだ の漢字を調べてみたら 壁(かべ)の下部分を衣に変えたものだった。
「襞」
よく注意不足で誤字をする私は普通にかべと読みそうだと思った。
これかべは土でひだは衣なのか。どちらかといえばカーテンとかそういうのではないのか。
ひだ なのか…。うーむ。