誤解されたくない病
なんでも私は
「悪意味でいっているんじゃなくて」とか
「否定したいわけではなく、ただの私の感想としてなんだけど、」
などと前置きをよくしてしまいます。
原因に誤解されたくない思いが強くあります。
でも最近、誤解されたくないのは、
「相手を傷つけたくないから」ではなく、
「自分が嫌われたくないから」が本心ではないかと思うようになりました。
今まで、
人に誤解されるのを恐れて、相手を傷つける可能性があるならば意見を飲み込んで生きてきました。
もう自分の意見よりも、相手がどう思うか、傷つかないかが全てでした。
それを優先した結果、自分の頭で考えるスイッチをオフにし、「そんな意見もあるんだな〜」と否定せず、受容に徹していました。
その方が人間関係を維持していくのに楽だったからです。
私は学生時代いじめからすり抜けて生きてきた(と思う)し、
人から反感を買うような発言は一切いわないように、心がけて、なんとかやってきました。
その傍ら、周りでいじめなどを受けて傷ついている子たちをたくさんみました。
当時はいじめに加担しないことが精一杯で、私はそう思っていないよと本人に伝えることしかできませんでした。
そのせいで優等生とレッテルを貼られることもありました。
何年も学生生活を過ごしてきて、
大学である機会をもらい、自分の意見を言う機会が増え、それがだんだん楽しくなっている自分を発見してからは、
やっと今の課題がみえてきたような気がします。
「人に嫌われる勇気」
です。
まんま題名になっている本が最近ベストセラーになっていますよね。
自分にとってものすごく高い壁だけれど、
超えたい壁だと認識するようになりました。
他人軸で自分を判断するのは自分が辛い。
自分を少しずつでも変えたいです。